2020年4月9日の株式市場
個人投資家の富岳です。
本日の株式市場、日銀出ていました。
4月9日、
久しぶりの買い入れです。
ETF 1202億円、企業支援の12億円、不動産投資法人投資口の20億円
計 1234億円の買い入れでした。
日経平均は
終値 -7.47円の 19345.77円
で取引を終えました。
前日のNYダウが779円高と大幅上昇していたものの、寄り付きから反落し、
その後もマイナス圏での小幅な値動きが続きました。
日銀の介入は後場の1時半ごろからではないでしょうか。
少しずつ上昇し、終値はほぼ前日の水準まで戻しました。
そして、今日は日銀から大きなレポートが14時に発表されました。
このレポートは今日、開催された日銀支店長会議に向けて収集された情報をもとに、
支店等地域経済担当部署からの報告を集約したもので
各地の景気の動向を判断するものです。
ずでにニュースなどでも大きくとり扱われていますが、
リーマンショック以来、11年ぶりに全国で景気が減速しているとの判断がありました。
すでに消費税増税や暖冬の影響で各地の景気後退が明らかだった1月でさえ、
緩やかに景気は拡大しているという姿勢を崩さなかった日銀が
今回はさすがに全ての地域での景気後退を認めました。
企業等の主な声でも厳しい声が次々と寄せられています。
世界中に感染が広まることで、受注が急減したり、
商談ですら困難になっているようです。
5G関連については、導入が様々な分野で始まっており堅調なようですね。
サービス産業は悲鳴ともいえるコメントばかりです。
上の製造業とはひっ迫感が違うように思えます。
宿泊業においては、ゴールデンウィークまで自粛期間とされたことから
一番の稼ぎ時がないということが何より痛いと思います。
小売業においてはアパレルや、インバウンドに頼っていた
百貨店の売上は落ちている一方、スーパーは巣ごもり需要で、
感染予防の需要により家電販売店などは売上を伸ばしているようです。
各地域の詳細については
こちらをご覧ください、
明日の日経平均
現在のNYダウの値
上昇しています。
ただ、明日はNYダウ始め世界の主要市場が
聖金曜日(イースター前日の祝日)で休場日であることを考えると
週末の間のホールドを避ける利益確定で買いが伸びない可能性があります。
日経平均も金曜日であることを考えると伸び悩むのではないでしょうか。