4連休明けを見据えて
こんにちは。個人投資家の富岳です。
四季報第四集、18日に発売されましたね。
私は、午後に書店に走り、購入してまいりました。
引けまでの僅かな間、四季報をめくりめくり
銘柄を物色したものの
コレといったものに出会えず、
今期営業利益乖離率ランキング8位に記載された
東邦亜鉛を引け前に少し買いました。
4連休明けの値上がりを狙った短期の仕掛けですが
さてどうなるか。
連休明けには、25日の化粧品販売会社I-ne上場を皮切りに
IPOが次々と控えています。
28日のrakumo (落選しました。残念!)
29日のヘッドウォーターズ
30日のアクシス
これらの3社は、いずれも大幅な上昇が期待されています。
とりわけ、29日のヘッドウォーターズは
吸収金額が20億円と僅かですから
倍率も凄まじいものとなるでしょう。
究極のプラチナチケットです。
ちなみに落選したrakumoの抽選倍率は約795倍でした。
(それでも宝くじより可能性は高いです)
コロナ禍における環境整備に重要な役割を果たすと考えられ
初値の2倍から3倍、
場合によっては10倍程度の上昇が見込まれています。
初値から10倍まで上昇したことも話題になりました。
ハイテク株の上場にはおおむね大きな期待がかけられていると
言えるでしょう。
人気沸騰のIPO市場、テンバガー出現で物色機運高まる <株探トップ特集> | 特集 - 株探ニュース
しかし気になるのは直近のアメリカのハイテク株の暴落です。
ソフトバンクが仕掛けたとされる
ハイテク株急騰の後の暴落は落ち着いているとはいえません。
また、欧州での感染拡大が下振れ要因となっており
NYダウ及び、ナスダックにおいて下落に歯止めがかかっていません。
6月ごろのようにハイテク株IPOに資金が集まるか正直怪しいところです。
注目三銘柄の上場日が近いことも懸念材料です。
投資家も資金効率を考えつつ投資判断を行いますから
市場の資金の流れをしっかりと見極める必要があります。
私は大本命のヘッドウォーターズへ多くの資金を当てたいと考えています。
連休明けは、IPOに向けて
利確、及び資金確保に動くことになりそうです。
おまけ
先日、小倉と門司に行ってきたのですが
ホテルの部屋から、関門海峡を見下すと
航行する船舶の少なさに驚きました。
関門海峡は一日、700隻の船舶が通行すると言われますが
これらの大部分を占める内航船の航行が極端に減少しているように見受けられました。
その日の日経新聞朝刊には
日本内航海運組合総連合会の会長の記事が載っており
内航業界の厳しい現状が述べられていました。
リーマンショック時には中国のいち早い回復もあり
想定よりも早期の回復だったようですが
今回のコロナ禍では市況回復には1年半から2年程度かかる
見通しのようです。
日本国内の輸送を担う
内航船の往来が減少しているということは
それだけ経済の巡りが悪くなっていると考えられます。
改めて、実態経済がかなり傷んでいることを
身をもって体感することとなりました。
下振れリスクについては常に意識的に
緊張感を持ってトレードに臨んでいきたいと思います。