投資家の野望

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2020年4月3日の株式市場

個人投資家の富岳です。

 

本日の株式市場、 日銀出なかったようです。

 

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指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果

 

4月3日

 

企業支援の12億円、不動産投資法人投資口の20億円のみです。

 

このように日銀はほぼ介入していなかったのですが

 

終わり値は株価操縦のようでした。

 

本日の株式市場

 

終値 +1.47円の 17,820.19

 

で取引を終えました。

 

 

ぎりぎりのプラス引け

 

いかにも日銀が好きそうな終わり方なんですけどねえ

 

GPIFが介入していたのでしょうか。

 

 

それよりなにより、アメリカ雇用統計3月です。

 

衝撃的な数値でした。

 

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https://fx.minkabu.jp/indicators/US-NFP

みんかぶFXからの引用ですが、表のように

 

非農業部門雇用者数がー70.1万人となりました。

 

失業率は4.4% 

 

どちらも市場予想を下回りました。

 

 

非農業部門雇用者数という言葉の定義は、

 

農業部門以外の産業で働く就業者の数を、

 

非農業部門に属する事業所の給与支払い帳簿を基に集計したものです。

 

失業率は、軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の男女を対象とした

 

労働力人口に対する完全失業者の割合で定義されています。

 

 

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https://fx.minkabu.jp/indicators/US-NFP

 

上の表は今年に入ってからの雇用統計の推移です。

 

前回、2月期は市場予想を上回って雇用が増加しましたが、

 

今回は雇用が増えるどころか、大幅に減少しています。

 

そして、予想を大きく下回る減少でした。

 

リーマンショック以上の経済ダメージと言われる今回のコロナ

 

リーマンショック最悪期の失業率ー9.7%を超えてしまうかもしれません。

 

 

そして、もう一つ大きな指標発表が23時にありました。

 

アメリカ・ISM非製造業景気指数 です。

 

 

こちらは市場予想を上回りました。

 

定義としては

 

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が

 

全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、

 

その結果を基に作成する景況感を表す指数。 です。

 

 

気になるのは市場の反応です。

 

10時半より開いたNYダウ平均株価、

 

 

11時のISM発表が市場予想を上回った時は

 

下げ幅を縮めましたが、再び下落しています。