2020年4月7日の株式市場
個人投資家の富岳です。
本日の株式市場、日銀出ていませんでした。
4月7日
企業支援の12億円のみでした。
前日、NYダウが大幅高で流れを引き継ぐとみて介入を見送ったと思われます。
終値 +373.88円の18950.18円
で取引を終えました。
今日のニュースはなんといっても緊急事態宣言の発出ですね。
気になるのは経済対策費 108兆円の詳細な内容です。
( 昨日、6日時点で判明していた経済対策 )
納税や社会保険料の支払い猶予 26兆円
家庭、中小企業、個人事業主への現金給付 6兆円
家庭 30万(収入半減、
中小 最大200万
個人事業主 最大100万円 全て5月から
観光業へのキャンペーン
(国内旅行半額、観光施設で使えるクーポン券) 1兆円超
児童手当の受給世帯へ子供1人あたり1万円増額 不明
抗インフルエンザ薬「アビガン」の増産支援
現在の3倍、200万人分の備蓄確保 不明
今日、判明した詳細な内容
金銭的支援を抜粋
・ 生活に困っている世帯に対する新たな給付金
(生活支援臨時給付 金(仮称))(総務省)
・ 国民健康保険料、介護保険料等の減免を行った市町村等に対する
財政支援(厚生労働省)
・ 収入が下がった方に対する国民年金保険料の免除(厚生労働省)
・ 個人向け緊急小口資金等の特例貸付の継続(厚生労働省)
・ 住居確保給付金の支給対象見直しによる支援の拡充(厚生労働省)
・ 奨学金や授業料の減免を通じた支援(文部科学省)
・ 未払賃金立替払の迅速・確実な実施(厚生労働省)
・ セーフティネット住宅の家賃低廉化など住まいの確保支援(国土 交通省)
・ 日本政策金融公庫等による特別貸付及び危機対応業務による資金 繰り支援
(中小・小規模事業者への実質無利子化含む)の継続
・ 小規模事業者経営改善資金(マル経融資)の実質無利子化(経済 産業省)
・ 日本政策金融公庫等や保証付き民間融資の既往債務の借換
・ 保証料減免を含む信用保証の強化・拡充(経済産業省)
・ 民間金融機関でも実質無利子・無担保の融資を受けることができ る制度の創設
(経済産業省、金融庁)
・ 小規模企業共済の契約者に対する、掛金納付額の範囲内での無利 子融資の実施
(経済産業省)
・ 医療・福祉事業者への資金繰り支援の拡充(厚生労働省、内閣府)
・ 農林漁業者向け融資の実質無利子・無担保化等の資金繰り支援の 拡充(農林水産省、内閣府)
・ 中堅外食事業者資金融通円滑化対策(農林水産省)
・ 中小食品流通事業者の信用力強化(債務保証事業)(農林水産省)
・ 航空会社に対する着陸料等の支払い猶予や危機対応融資等(国土 交通省、財務省)
・ 民間金融機関への要請 16に際し、事業者の貸出し後の返済能力の 変化を適時適切に捉えた対応の徹底(金融庁、農林水産省)
・ 金融機関との取引に関する金融庁相談ダイヤルの提供(金融庁)
・ 信用情報に関する柔軟な取扱いの要請(金融庁)
決算延期が相次ぐか?
・ 企業決算・監査等への対応に係る関係団体による連絡協議会の設 置(金融庁)
これらの支援のそれぞれの保証金額は公表されていません。
今後、詰められるのだと思います。
明日の日経平均
まず、NYダウの現在の値です。
2%近く上昇しています。
明日の日経平均は海外の感染状況が収まってきつつあることもあり、海外勢の買いが継続すれば上昇するのではないでしょうか。
また、日銀がこの5日間、資金を市場に投入していないので
仮に下落しても、日銀の買いが一定程度、市場を下支えすると思われます。