2020年5月26日の株式市場
個人投資家の富岳です。
本日の株式市場、日銀出ていませんでした。
企業支援の12億円のみです。
昨日に続き今日も株式市場は大幅反発しました。
5月26日
終値 +529.52円の 21271.17円
で取引を終えました。
ついに2万1千円台を回復しました。
感動ですね。
3月からの暴落を目にしているとこんなに早く戻ってくるとは思っていませんでした。
このまま、2万円台を地ならしして、とどまるのでしょうか。
ここまで調子がいいと、2番底というものをどうしても警戒してしまいます。
ただ、5月に入ってからの日銀のETF買いは今日までに4回
3月に日銀が買い入れ額を12億円倍増を発表したものの
5月はあまり行使していません。
仮にもう一度、暴落が起こったとしても
日銀の資金がある一定市場を支えそうです。
日銀の買い入れ余力について詳しく記事にまとめることにします。
ところで、つい先ほど、昨日のブログで注目していると書いた
アメリカ新築住宅販売数4月が発表されました。
予想より悪くない数値でしたね。
この先に少し希望を持てました。
明日の日経平均
まず、現在のNYダウの値を見ます。
2万5000円台を回復していますね。
明日の日経平均も利益確定の売りが一定でるかもしれませんが
上昇しそうです。
明日は特に大きなイベントはありません。
ただ、明後日28日には
アメリカ・実質GDP(改定値) 第1四半期、
アメリカ・耐久財受注(速報値) 04月、
アメリカ・中古住宅販売成約指数 04月
が発表されます。
注視していきたいところです。
2020年5月25日の株式市場
こんにちは。個人投資家の富岳です。
しばらく、お休みしていて申し訳ありませんでした。
ブログを移転しておりました。
投資家の野望という名前で再出発させていただきます。
それでは恒例の日銀チェックから
本日の株式市場 日銀出ていませんでした。
5月25日
企業支援の12億円のみでした。
緊急事態宣言も次々と解除される中で株式市場も回復しているので
当然かもしれませんが、ETF買いは大幅に減っています。
REIT買いも減っていますね。
日経平均は
終値 +359.49の 20741.65円
で取引を終えました。
25日は米国や英国、シンガポールなどが
メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)により休場
ということもあってか、海外投資家の売りが限定的だったことも
大きかったようです。
東証1部の売買代金もおよそ、1兆7371億円と
4月13日以来、約1カ月ぶりの低水準となりました。
明日の日経平均
まず、イベントを見ましょう。
上にはありませんが、明日の注目の指標は
アメリカ・新築住宅販売件数 04月
ではないでしょうか。
米国では住宅を持ち、それを売却する、
そして家電などの消費が生まれるという一連の流れが
経済において大きなウェイトを占めています。
新築住宅販売件数は中古住宅販売件数などに比べて
所有権の移転というタイムラグもないため、先行指標としても重要な意味を持ちます。
それでは、現在のNYダウ平均株価です。
先ほども書いた通り今日はメモリアルデーでダウも休場です。
しかし、先物は動いていますので、見てみましょう。
上昇していますね。
本日は全国で緊急事態宣言が解除されました。
経済再開に向けて明るい希望を持っても良いのではないでしょうか。
明日の日経平均も上昇しそうです。
日経平均採用銘柄 日水
個人投資家の富岳です。
今回から
日経平均に採用されている
全225社の分析を始めたいと思います。
水産から2銘柄採用されているうちの一つです。
もう一方のマルハニチロ1333については次回やりたいと思います。
〈 株価 〉
まずは現在の株価の状況を見てみます。この10年で見ると、アベノミクス
からおよそ4倍になっています。
業績
業績ですが、この7年あまりで見ると極めて堅調に推移しています。
事業比率
事業比率ですが、水産41% 食品48% ファイン4% 物流2% その他5%です。
事業比率の推移としては、売上高が増加してはいますが、
特定の事業が伸びたという訳ではなく、全体として増加したようです。。
では、それぞれの事業の商品について見てみましょう。
商品
水産事業
マグロを国内で養殖、南米ではサケマスの養殖を行っている。
食品事業
ファインケミカル事業
そもそも、ファインケミカルって何?と思われませんでしたか
私も思いました。調べたところ、要はサプリメントの事業のことです。
ニッスイは水産を扱っているので、EPAやDHAといった成分を
イワシなどの魚油から抽出して、
医薬品原料やサプリメントなどに加工しているようです。
物流事業
食品の品質を落とさずに輸送する「低温一貫物流サービス」が強みのようです。
−50℃の超低温から常温までの幅広い温度帯に対応するきめ細かさがあるようで、
傘下の日水物流㈱、全国17か所の物流センターが核となっています。
写真は、最大拠点、大阪舞洲物流センターです。
この4月に2号棟が竣工し、最新設備が導入されています。
その他
海洋関連・エンジニアリング事業など
子会社の日本海洋事業株式会社が
JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)が所有する有人潜水船および、
無人探査機等の運航・管理業務を行っているそうです。
また、ニッスイマリン工業が
海洋サバイバル訓練施設、日本サバイバルトレーニングセンター(NSTC)
を運営し、ヘリコプター水中脱出訓練など
海洋事故への対処プログラムを販売しています。
今後の見通し
<主要グループ会社>
北海道ファインケミカル株式会社(油脂(EPA・DHA)他の製造・販売)
日水製薬株式会社(医薬品の製造・販売)
臨床診断薬事業
産業検査薬事業
医薬事業 肝臓エキス製造国内No.1 肝臓加水分解物、肝臓加水分解物 FL-N
一言メモ 近年の上場子会社TOBの流れもあり、要注目
日水製薬医薬品販売株式会社(医薬品・健康食品の製造・販売)
日水物流株式会社(冷蔵倉庫業/貨物運送取扱業)
ケイ低温フーズ株式会社(総合食品卸売業)
共和水産株式会社(漁業)
近海まき網漁業 アジ・サバ・イワシ・ブリ・マグロを近海で漁獲
海外まき網漁業 遠洋漁業でカツオを漁獲し、日本の鰹節文化を支える
底曳網漁業 境港沖で、タイ・カレイ・カワハギなどを漁獲
船舶修理業 年250隻を超える船舶の整備・修理をしている。
弓ヶ浜水産株式会社(養殖業/水産品・食品の製造・販売)
国産サーモン養殖事業や人工種苗によるマサバの養殖を行っている。
ニッスイマリン工業株式会社(海洋エンジニアリング・人材育成、船舶の運航・管理)
(関連施設: 日本サバイバルトレーニングセンター)
西南水産株式会社(養殖業/水産品の販売)
金子産業株式会社(養殖業/水産品・食品の製造・販売/冷蔵倉庫業)
2016年に完全養殖マグロの生産体制を確立
黒瀬水産株式会社(養殖業/水産品の加工・販売)
養殖ぶりが強み
海外グループ企業
水産
養殖