投資家の野望

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2020年3月30日の株式市場

 

個人投資家の富岳です

 

本日の株式市場、 日銀、出ていたようです。

 

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指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果

 

本日、3月30日

 

ETF、2004億円 企業支援12億円、不動産投資法人投資口40億円

 

計 2056億円 の買い入れです。

 

その甲斐あってか、

 

日経平均は、後場に大きく下げ幅を縮めました。

 

チャートを見てみましょう。

 

 

 

前場は一時、800円安まで落ち込んだのですが、

後場、14時過ぎ頃から急速に上昇し、

 

終値ー304.46円の 19,084.97

 

で取引を終えました。

 

14時過ぎてのこの動き、ダウ先物の影響もあったでしょうが、

 

やはり日銀が大きかったのではないでしょうか。

 

前場に一時、先週末比800円安と

 

三月末、権利落ち日による値下げ幅の180円分を考慮しても

 

かなりの下落となっていましたから、介入も当然といえるかもしれません。

 

 

さて、明日の日経平均の予想です。

 

まず今週、直近のイベントから見ていきましょう。

 

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NIKKEICNBC

明日、2月失業率、有効求人倍率が発表されます。

 

これまで、数字としては出てこなかった

 

コロナによる経済の影響が炙り出される結果となるでしょう。

 

中国3月製造業PMIも要注意です。

 

そしてやはり注目は、4/1(水)発表の日銀短観ではないでしょうか。

 

新型コロナウイルスが深刻な影響を及ぼしている今、

 

各社とも厳しい回答を寄せていると思います。

 

寄り付き直前に発表されるとあって市場にもかなりの影響を与えますので

 

注視する必要があります。

 

そして、アメリカ3月ADP雇用統計も見逃せません。

 

急速に雇用環境が悪化しているアメリ

 

市場予想より悪い結果となることを覚悟しなければならないでしょう。

 

これらの重要な指標、週の前半に発表されるだけに

 

今週の市場の流れを決定づける可能性もあります。

 

今週はイベントずくしの一週間といえるかもしれません。

 

 

では現在のNYダウ平均株価を見てみたいと思います。

 

現在、NYダウは上昇しています。

 

ただ、先ほど書いたように明日の日経平均

 

寄り前に2月失業率など指標発表があるため、

 

それらの値次第では、NYダウに関わらず下落する恐れがあります。

 

予測不能であるとしか言いようがないと思います。